社会を まぜる。
「マネジメント」は、もっと自由で、もっと面白い。
多様な若者との交流で、組織に新たな価値観を。
efudeについて
ミッション:「社会を まぜる。」
絵具を混ぜる『絵筆』のように社会をゆるやかにまぜることで、「理解する」ではなく、「知る」を広げ、多様な若者と企業が出会い、深い対話を通じて新たな視点と価値観を育むことで、個人と組織の成長、そして社会の包摂性を高めるプログラムを提供します。
【創業に繋がるストーリー】
児童養護施設で出会った5歳の男の子が退所までの13年間で夢を諦めざるを得なかった現実を知り、「本人に責めがなくても責任を負わされてしまう」という不公平を感じ、環境格差・経験格差を埋めたいと思いました。社会的養護出身者と触れる機会が増えるにつれ、「助けてあげる対象」ではなく、経験格差を埋め、貢献できるポイントを引き出せば、自身で選択して社会に参画できると確信しました。「助けてあげる/助けられる」という二項対立ではなく、「お互いに学ぶ」という新しい価値を定義し、社会をまぜていきます。
Problem
こんな問抱えていませんか?
「マネジャーになりたい」社員が少ない
「マネジャーになりたくない」の本当の原因
漠然としたイメージだけ
多くの社員は「人を管理する」という漠然としたイメージしか持っておらず、マネジャーの具体的な業務内容や役割から得られる喜びを肌で感じる機会が不足しています。
実感の欠如
社員が「なりたくない」と考えているのではなく、単に「マネジャーがどんなものか分からないから、実感が湧かない」ことが本質的な原因です。
組織への影響
この状況は「チャレンジに消極的な社員の増加」や「新しい挑戦や変化への意欲の低下」につながり、組織全体のダイナミズムが失われる懸念があります。
実際にマネジャーを経験した社員の中には「やってよかった」「思っていたより面白い」と感じている層も一定数存在します。この認識のギャップを埋めることが重要です。
マネジメント=推す
マネジメントは単なる「管理」ではありません。efudeでは、マネジメントを「周囲の人を推し、その成長を通して成果を上げる」ことと捉えています。
efudeは、多様な背景を持つ若者を「推す」経験を通じて、マネジメントにおける「分からない」「体感」に変えるプログラムを提供します。未来のマネジャーに求められる新たなマネジメント像を実感を伴って育み、社員の主体性や成長意欲を高め、組織に新たな活力をもたらします。
Our Service
提供するプログラム
多様なバックグラウンドを持つ若者との交流で、価値観をアップデートします。
推し事体験(実践型人材育成トレーニング)
目的: 社員の主体性、挑戦意欲、実践的なコミュニケーション能力を向上させ、組織全体のダイナミズムを取り戻します。
内容: 若者の「やってみたいこと」を社員が「推し(応援し)ながら共に活動する」、これまでにない実践型の育成トレーニングです。様々な背景を持った若者を職場に迎え入れ、彼らの「やってみたいこと」を一緒に引き出し、目標とスケジュールを具体化し、その実現に向けて応援します。
期間: 週1回5時間程度 × 4~8週間
プログラムの流れ:
1. 社会的養護のインプット: 事前に社会的養護についての基礎知識を学び、円滑なコミュニケーションの土台を築きます。
2. 若者との対話と目標設定: 若者の「やってみたいこと」を共に引き出し、目標とスケジュールを具体化します。約2ヶ月間で信頼関係を築きながら目標設定を行います。
3. 実行支援と体験共有: 対話で得た目標を実行するための支援を行います。音声ログ分析に基づくフィードバックを通じて、社員の成長を促進します。
特記事項:
※本プログラムは労務の提供ではありません。
※昼食は若者と一緒にお取りいただきます。
1on1トレーニング(傾聴力・共感力強化プログラム)
目的: 社員の傾聴力と共感力を集中的に磨き上げ、内省を深めることで、複雑な状況でのコミュニケーション能力を飛躍的に向上させます。
内容: 業務報告になり得ない関係性の中で、若者の語りをじっくりと聴くことに特化したトレーニングです。利害関係のない純粋な対話だからこそ、相手の物語を受け止め、問いを返すというプロセスが生まれ、聴き手側の深い内省とスキルアップに繋がります。
期間: 1回60分 × 3回~
傾聴ワークショップ(アンコンシャスバイアス啓発と意識変容促進)
目的: 無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)に気づき、多様な価値観を受け入れる素地を育むとともに、具体的な行動へと繋がる思考を促します。
内容: アンコンシャスバイアスに気づくためのインプットパートと、若者の語りを聴き、自身にできることを思考するアウトプットパートをセットにしたワークショップです。
形式: 1日完結型(3~5時間)

若者との交流

普段関わる「自身と似た属性」とは異なる多様な背景を持つ若者と交流することで、社員は新たな視点を得て価値観を広げることができます。 聴く・支える力の育成 立場に依存することのできない難易度の高いコミュニケーションを通じて、社員自身の聴く力と支える力を引き出し、コミュニケーションを強化します。 実際にアクション 単なるコミュニケーション・トレーニングではなく、若者の「やってみたい」を後押しすることで「実際にアクションを起こす」までを体感できます。 まずは無料相談に申し込む 対象となる若者の背景 保護者のいない児童や、保護者に看護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育し保護すること。 ⇒ 児童養護施設、里親など 養育環境は安定するものの、メンタル面の課題や経験格差、機会格差が生じやすい。高校以降の進学率は低く、就職者の離職率も高い ⇒ 社会に出づらい

Program
「推し事体験」の流れ
推し事体験は、社会的養護の背景を持つ若者の「やってみたいこと」を社員が引き出し、その実現をサポートする過程で、実践的なコミュニケーション能力を養うプログラムです。
社会的養護のインプット
事前に社会的養護についての基礎知識を学び、円滑なコミュニケーションの土台を築きます。社会的養護の若者が抱える背景や課題、接し方のポイントなどを理解することで、偏見なく対話できる環境を整えます。
若者との対話と目標設定
若者の「やってみたいこと」を引き出し、目標とスケジュールを具体化します。約2ヶ月間で信頼関係を築きながら目標設定を行います。この過程で、聴く力、質問する力、共感する力などのコミュニケーションスキルが自然と磨かれていきます。
実行支援と体験共有
対話で得た目標を実行するための支援を行います。音声ログ分析に基づくフィードバックを通じて、社員の成長を促進します。若者の「やってみたい」を形にする過程で、社員自身も新たな挑戦への意欲を高めることができます。
このプログラムの特徴は、単なる座学ではなく、実際の若者との交流を通じた「実践」にあります。週1回5時間程度、4~8週間にわたって継続的に関わることで、深い信頼関係を築きながら互いに成長していくプロセスを体験できます。昼食も若者と一緒に取ることで、より自然な対話の場が生まれ、多様な価値観に触れる機会となります。また、本プログラムは労務の提供ではなく、社員の成長と若者の自立支援を両立させた新しい形の人材育成プログラムです。社員は業務では得られない貴重な経験を通じて視野を広げ、若者は社会人との交流を通じて将来への展望を広げることができます。
独自の強み
①音声ログとデータ分析
音声ログの収集
対話の音声を記録し、会話の流れや発言内容をデータ化し、コミュニケーションスタイルを把握します。
データの分析
音声データを用いて発話内容の分類や聴く・話すの比率、反応キーワードの頻度を分析し、コミュニケーションの質を評価します。
組織への還元
可視化されたデータを基に、組織の暗黙知を形式知化。フィードバックツールとして自己改善にも結びつけます。
②安心の導入・運営サポート
プログラムのカスタマイズ
導入前のお打ち合わせで、貴社の課題や目標に基づいた最適なプログラム設計をいたします。
受け入れの不安払しょく
プログラム導入に向けて社員(30名まで)を対象とした60分の受け入れ前研修を実施いたします。
集客・運営サポート
社内での参加者募集のための説明会実施などの集客を無料でサポート。また、プログラム実施期間中の運営業務についてもサポートいたします。
③学びの対価が貢献に繋がる
若者の報酬
貴社が学びを得ることに協力してくれることに対して、企業や社会人を知る機会と対価を提供します。
交通費や昼食の補助
本プログラムへの参加が、今の仕事や貯蓄の状況に左右されないよう補助します。
友人以外の誰かとともにする食事
友人とは違う立ち位置の大人との食事を通した対話で、若者の「社会を知る」機会を提供します。
Benefit
体験を通して得られるもの
視野の拡大
普段接することのない、社会的養護の背景を持つ若者との交流を通じて、社員はこれまでの『当たり前』を見つめ直し、共感力や社会課題全体への感度を高めることができます。これにより、多様な価値観への適応力が高まり、職場における新しい視点の発見を促進します。
コミュニケーション力の向上
単なる座学ではなく、音声ログを⽤いた会話分析により、社員の会話スキルが具体的に改善し、職場でのより効果的なコミュニケーションが実現します
チャレンジの体感
現業のノウハウが必ずしも活きないことに対し積極的にアクションを起こし、内省を繰り返す体験。若者の「やってみたい」を応援することで自身のチャレンジ意欲が刺激されます。
参加者の声
与えられていたことに気づかず、当然と思っていたことが、実はそうではないと気付いて心が揺さぶられた。自分の当たり前が崩れるのを実感しました。
製造業 Iさん(企業参加者)
こんなにも人の話を真剣に聴いて、相手を知ろうと努めた経験はなかったかも。意外なことに、社会課題全体への感度も上がり、自身の認知が0→1になりました。
損害保険会社 Nさん(企業参加者)
efudeの活動を通して『私が社会をまぜる当事者になりたい』と思い、交流会を企画しました。他者の応援を感じて積極性が増し、仕事も始めました。
23歳 女性(社会的養護出身者)
普段は遠いと感じていた社会人の先輩のお話を聞ける貴重な経験。efudeに関わってから世界が広がったと思います。私の大切な人生経験の1つです。
23歳 女性(社会的養護出身者)

費用

本プログラムの費用については、お客様のご要望や実施規模に合わせて個別にお見積もりいたします。 詳細につきましては、まずはお気軽にお問い合わせください。 プログラム基本料金には、運営サポート、若者との契約・支払い対応、プログラムの設計、データ分析・成形、ポッドキャスト出演、簡易レポート、受け入れ前研修(60分・30名まで)が含まれます。 また、頂戴する費用の30%が若者報酬(報酬・交通費・昼食補助)に充当されます。 詳細な料金プランの請求はこちら

ご利用の流れ

お問い合わせ メールフォームにて受け付けております。お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせいただいた内容については、担当者より2営業日以内に返信いたします。 ヒアリング 実施したい対象層や、本体験から得させたい学び、会社として得たい効果などをお聞かせください。 ご提案 ヒアリングで得た情報と過去の他社事例や階層ごとの反応をもとに、お客様に最適な実施方法を 提案させていただきます。 ご契約 ご提案内容に納得いただけましたらご契約となります。契約内容には、実施期間や料金、分析データの納期などが明記されます。※料金には、プログラムの構築や体験のサポート、データ分析など一切の料金が含まれます。 サービス提供 ご契約後、弊社にて実施のご案内をさせていただきます。手挙げ式で実施される場合は、説明会の実施など集客のサポートにも対応いたします。 まずはefudeにご相談ください

efudeについてさらに知る
ミッション:「社会を まぜる。」
絵具を混ぜる『絵筆』のように社会をゆるやかにまぜることで、「理解する」ではなく、「知る」を広げます。これにより、「誰もが自身の役割と居場所を共有できる社会」の実現を目指します。
【配信コンテンツ】
Podcast:「この先工事中」
会社設立前のバタバタから日々の会社運営についてのミーティングまで、代表三人の対話を公開しております。
note:活動の裏側
新聞の編集後記的に、企業様との取り組みの裏側や、そこで得た気づきなどを書き連ねます。
Member
運営メンバー
月川 伸彦(代表)
児童福祉領域で新規事業推進の経験。対話と現場主義でefudeを支える。児童養護施設で出会った5歳の男の子が退所までの13年間で夢を諦めざるを得なかった現実を知り、環境格差を埋めたいと思いました。社会的養護出身者と触れる機会が増えるにつれ、「助けてあげる対象」ではなく、経験格差を埋め、貢献できるポイントを引き出せば、自身で選択して社会に参画できると確信しました。
武井優介(代表)
金融系SIerからキャリアをスタートさせ、その後Blockchainエンジニア、0->1の新規事業開発立上げを経て、いまは大手金融機関で新規事業開発の伴走、チームマネジメントに従事している、エンジニア&事業開発のプロとしてefudeを支える。2児の父として、新米マネージャーとして、これからのAI時代におけるキャリア形成や教育の在り方への関心が高い。音声メディアマニア。
竹中紳治(代表)
金融機関、コンサルティングファーム、監査法人等を経て教育系のスタートアップ経営。専門とする、統計や組織開発、人材育成を活かし、理論と実践をつなぎ、efudeを支える。本業とは別にプロコーチとしても活動しており、対話やコミュニケーションをベースにした文化作りが得意。立教大学でのリーダーシップ科目の講師や自治体の非常勤の教育委員も務める。
著書:「複業キャリアのつくりかた」「感情の景色交換からはじめる組織づくり」
株式会社efude
設立
2025年6月
所在地
東京都新宿区
お問い合わせ
Loading...